(上下巻合わせてのレビューです。)
真山さん久々の文庫本。
予想通りというか期待通りというか、
750ページを超える長編なのに
続きが気になって気になって仕方ない感じ。
寝る間を惜しんで、あっという間に読みきってしまった。
特に後半からのラストスパートはお見事!
話は、原子力発電開発を支える日本人技師と
中国人エリートの物語。
中国国内の腐敗の様子や気質等、
日本では味わえないことがたくさん疑似体験できる。
改めて、世界の価値観は多様性に富んでいると感じた。
中国に興味のある人、もっと知りたい人は
是非読んで下さい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2011年8月21日
- 本棚登録日 : 2022年10月10日
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