花を売る遊女と、芸を売る芸者たちの、吉原内部の対立を描いた1冊。設定の面白さに引き込まれ、楽しく読んでいるうちに自然に吉原通にもなれるという、お得なシリーズ。1冊に詰め込まれたたくさんの事件のなかに、ラブラブな姉さまがさらわれるというお決まりのお話もあったりして、いかにもナンなんだけど、面白ければいいじゃないか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2009年6月18日
- 読了日 : 2009年6月18日
- 本棚登録日 : 2009年6月18日
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