50代妻+経理の契約社員+一男一女の母の後藤篤子の不安は老後資金。それでもなんとかなるぎりぎりラインだと思っていたのに、夫も自分もリストラ、長女は派手婚、義父の派手葬式ですっからかん。等身大の振舞が出来ないのは、家族のせいだと思っていたが、実は一番の原因は自分自身の見栄っ張りだったことに気づいた篤子が、身の丈の暮らしを手に入れようとする奮戦記。
こんなに赤裸々に50代の等身大の日常を描いてくれた本、今までなかったな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2018年5月30日
- 読了日 : 2018年5月26日
- 本棚登録日 : 2018年5月30日
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