駆け落ち相手に逃げられたり、再婚相手と死別して夫の連れ子と姑と暮らさなければならなかったり、男運に見放され、残された状況に翻弄されながらも次のステップへと踏み出していく女性を描いた8つの短編。
それぞれの主人公は別の物語の中で登場したり、関係者がいたりと微妙につながっていて、同じシーンが別視点で語られるときもある。するとその時見えなかった想いや景色が現れたりする。。。
夫と離婚寸前の主人公とかつて主人公が夫を奪い取った前妻との手紙のやりとりを書いた「枇杷」の終わりがみずみずしくて好きだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年7月17日
- 読了日 : 2011年7月16日
- 本棚登録日 : 2011年7月17日
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