ものすごく奇妙な話でした。不思議というか読んだことないタイプの小説。
依頼を受けて電子猫のデザインに携わるプログラマーの主人公。電子ペットとして発売される。依頼主のサムは病死。でもサムは本当に死んでしまったのか。画面の中のサムは実在するのか。次第にサムと主人公の僕の境界線があいまいになっていく。結末は読者に投げられたような感じ。どう解釈したら良いのやら。
はじめの方の電子ペットはたまごっちを彷彿させたけど、だんだん人間もバーチャルの世界に入っていってしまう感じで。なんとも奇妙な。
気になってぐいぐい読めたし、面白かった・・・んだけど、なんだか怖いような気持ちになった。SFなのかホラーなのか、なんとも言えない。とにかくこんな感じの本は初めて読みました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月28日
- 読了日 : 2018年10月28日
- 本棚登録日 : 2018年10月28日
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