元刑事で、元アル中、無免許の私立探偵のマット・スカダーのシリーズ第9篇、米探偵作家クラブ最優秀長編賞を受賞。ケーブルテレビのプロデューサーのサーマンの妻、アマンダが強盗2人組に殺された。アマンダの兄は殺人の犯人がサーマンで保険金狙いと考え、スカダーに調査を依頼する。しかし偶然からこの事件は猟奇的な別の殺人事件に繋がっていることが分かる。スカダーを囲む仲間は世の中の常識からずれた暗い世界の人間が多いが、スカダーには近しい。隅々の細かな描写が活き活きとして面白い。でも読後は少し苦い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー(海外)
- 感想投稿日 : 2013年10月14日
- 読了日 : 2013年10月14日
- 本棚登録日 : 2013年10月14日
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