明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

著者 :
  • 幻冬舎 (2013年2月27日発売)
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本棚登録 : 1381
感想 : 210
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澄生、真澄、母が再婚した事で創太が弟になり千絵が生まれ…幸せの塊のような家族が、澄生の不慮の死で崩れてしまう。そう書くと不幸な話に聞こえるが、最後、どうにも温かい気持ちになる。家族それぞれの気持ちが分かるにつれて、愛のカタチを考えて涙が出る。ニュースで聞く他人の死は 同情はしても他人事で、決して当事者の気が狂いそうな心はわからない。大切な人の死をどう乗り越えるのかが正解かなんて分からない。家族一人一人が母を大切にしながら澄生を想う、いい本だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年5月8日
読了日 : 2020年5月8日
本棚登録日 : 2020年5月8日

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