ガダラの豚 3 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年5月17日発売)
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本棚登録 : 2803
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舞台は、アフリカの事件から7ヶ月後の東京へ。大生部らに掛けられたバキリの呪いは消えていなかった。アフリカ取材・番組関係者が次々と変死していく。石野ふるみ、清川慎二、ミスター・ミラクル、秋山ルイ。バキリの目的は志織の奪還と関係者全員の死だ。ジャブ漬けの元プロデューサー馬飼は、視聴率を当て込んでアフリカロケと殺人事件の関係をテーマとした特番企画をテレビ局に強引にねじ込む。そして番組当日、更なる惨劇が…。

最終巻では、あまりにもあっさりと、しかも残忍な手口で関係者が次々惨殺されていく(清川や秋山ルイはいいキャラだったのに、如何にも残念)。しかも、主人公達は友人・知人の死をあっさり受け入れてケロっとしている。まるでB級ホラー映画を見ているようだ。読んでいてドン引きしてしまった。

第3巻はかなり期待はずれだったな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年8月24日
読了日 : 2020年8月24日
本棚登録日 : 2020年8月21日

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