橘奈良麻呂の乱の後、権力を得た恵美押勝(仲麻呂)と弓削道鏡・孝謙上皇の権力争い。道鏡を物部に連なる者として見出し、上皇の側近くに仕える僧侶へと後押しするなど、恵美押勝の乱全体が天鈴の筋書き通りに進む、という設定。これらの政争劇の中で、牡鹿嶋足は無事手柄を立て、念願の殿上人となるが・・・。次作では、道鏡を巡る政変が舞台となるのだろう。展開が楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2014年1月18日
- 読了日 : 2014年1月18日
- 本棚登録日 : 2014年1月12日
みんなの感想をみる