望遠鏡で見た星空の大発見 (やまねこブックレット)

  • 仮説社 (2013年1月4日発売)
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本棚登録 : 21
感想 : 4
5

薄くて読みやすいガリレオの星空報告。
私が好きなのは,
1.木星の周りを4つの衛星がある周期で回転している事実から,コペルニクス説も正しいと考えてもいいんじゃないの?というところと
2.月が太陽に照らされていない部分まで薄ぼんやり見えるのは,なんでか?
という所。地球照ってガリレオが発見したんですね。

 また宇宙空間にあるエーテルという考え方は,ガリレオの時代からあったんだ。という事も新たな発見でした。さらにさらに望遠鏡がない時代は,「天の川が星の集まりだ」ということさえ,わからなかったんですね。
 この内容は,昔,「少年少女科学名著全集」のには5巻に入っていたものですが,現在絶版です。この本が出て再び読むことができるようになったのはウレシイ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月7日
読了日 : 2013年4月7日
本棚登録日 : 2013年4月6日

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