中学校卒業後、沖縄県にある無認可学校「珊瑚舎スコーレ」で学んだ著者。
その3年間で、学校で、沖縄の人と触れ合って学んだこと、感じたことが、素直に綴られています。
最後に収録されている校長との対談もよいです。
「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」
大きな問題にぶつかり、自分の無力さを痛感するときに、必ず思い出す言葉として、このガンジーの言葉を紹介しています。自分の核となるものをしっかりと持とうとしていると噛んじます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・対談
- 感想投稿日 : 2019年11月3日
- 読了日 : 2019年11月2日
- 本棚登録日 : 2019年11月3日
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