服従の心理

  • 河出書房新社 (2008年11月19日発売)
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いろいろ考えさせられる実験。
実験内容もその後の考察も詳細。
集団心理ではなく、被験者は1人ずつである。

束縛要因
・行動の連続性
・状況から来る義務感
・不安

束縛から脱するプロセス
内心の疑惑→疑念の外部化→不同意→脅し→非服従

エージェント状態
ある個人が他人の願望を実行しているものとして自分を理解したときの状態
特徴
・チューニング(権威のことだけ重視し他は軽んじる)
・責任の喪失
・自己イメージの行動の非反映

被害者のせいにする
無内容な不同意
ごまかし
社会的追認の要求
最低限の順守

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理
感想投稿日 : 2010年8月15日
読了日 : 2009年12月9日
本棚登録日 : 2010年8月14日

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