「正義」といえば、NHKで放映された「ハーバード白熱教室」がきっかけとなって、日本ではマイケル・サンデル氏の講義・著作が大きなブームとなりました。
本書は、古代から現代までの西洋哲学における「正義」の思想のエッセンスを、代表的な論者の著作を紹介しつつ概説したものです。登場するのは、古代ギリシャのプラトン、アリストテレスから、中世のトマス・アクィナス・マキアヴェッリ、さらには社会契約論の系譜としてホッブズ、ロック、ルソー、そしてカント。アダム・スミス、ベンサム、ヘーゲルときて、マルクスにニーチェ・・・と大思想家が目白押しです。
正直なところ、私の理解度としては20%ぐらいでしょうか。ただ、それぞれの議論のほんのさわりだけでも触れることができてなかなか面白かったですね。
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- 感想投稿日 : 2011年12月29日
- 読了日 : 2011年12月29日
- 本棚登録日 : 2011年12月29日
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