評論家入門: 清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書 247)

著者 :
  • 平凡社 (2004年11月1日発売)
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本棚登録 : 161
感想 : 16
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 図書館より。
 タイトルから評論するときの視点の話とか、書き方の話などを期待したのですが、そういう話はほとんどなく著者の苦労話と近代評論のレビューが中心でした。

 入門書と謳ってるのに他の評論のレビューをされても……というのが正直なところです。著者にとっては有名どころを評しているつもりだとは思いますが、こっちはかろうじて小林秀雄だとか柄谷行人の名前が分かる程度、その評論の内容はほとんど知らないので不親切だな、と思いました。そのレビューもある程度の知識がないと分からないと思うので、どの点が見習うべきポイントなのかも判断しきれません。

 著者の方の屈折した感情が伝わってきたのは、ある意味面白かったですが、そういうものを求めていたわけではないので、正直評価はしきれないです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション・新書・エッセイ・評論など
感想投稿日 : 2014年4月9日
本棚登録日 : 2014年4月4日

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