働く女子の運命 ((文春新書))

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年12月18日発売)
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http://naokis.doorblog.jp/archives/empowering_women_deception.html【書評】『働く女子の運命 (文春新書)』〜問題の本質は「女性活用」じゃないよ。

<目次>
はじめに
序章 日本の女性はなぜ「活躍」できないのか?
第1章 女子という身分
 1 会社にとって女子とは?
 2 女工の時代
 3 女事務員の登場
 4 女子挺身隊と労組婦人部
 5 ビジネス・ガールとオフィス・レディ
 6 女子は若いのに限る
第2章 女房子供を養う賃金
 1 生活給思想と皇国勤労観
 2 生活給を世界が批判
 3 職務給シフトの試み
 4 労働組合は生活給が大好き
 5 正体不明の「知的熟練」
 6 日本独自の「同一価値労働」論
第3章 日本型男女平等のねじれ
 1 欧米ジョブ型社会の男女平等
 2 均等法を作った女たち
 3 日本型雇用・アズ・ナンバーワン
 4 「総合職」と「一般職」の登場
第4章 均等世代から育休世代へ
 1 女性総合職の本格化とOLビッグバン
 2 転勤と間接差別
 3 夫は「ワーク」、妻は「ライフ」の分業システム
 4 ワークライフバランスの逆説
 5 マミートラックこそノーマルトラック
終章 日本型雇用と女子の運命
あとがき



2015.12.30 登録 Amazonにて
2016.01.17 借りる
2016.01.24 読書開始
2016.01.27 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月5日
読了日 : 2016年1月27日
本棚登録日 : 2018年11月5日

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