美少女美術史: 人々を惑わせる究極の美 (ちくま学芸文庫 イ 55-4)

  • 筑摩書房 (2017年6月6日発売)
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感想 : 10
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美術史でありながら、その背景にある大局的な歴史の流れに沿った説明がなされており、歴史の変遷を美術の観点から見直すことができそうです。具体的に言えば、多神教時代のギリシャ・ローマ時代からキリスト教への転換、キリスト教下のルネサンスの到来が意味するところ(多神教の受入れ)、宗教改革の影響など、計らずも新しい視点を得ることができました。
http://naokis.doorblog.jp/archives/William_Bouguereau.html【書評】『美少女美術史: 人々を惑わせる究極の美』その1〜美少女の基準〜 : なおきのブログ

<目次>
第1章 美少女美術の黄金時代
第2章 神話世界の美少女
第3章 キリスト教と美少女
第4章 美少女の復活
第5章 「美少女」の誕生
第6章 印象派と世紀末の美少女

2017.06.18 どこで見つけたか忘れたが・・・
2018.10.22 読書開始
2018.10.26 読了
2018.11.12 朝活読書サロンで紹介する。
http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_120.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月1日
読了日 : 2018年10月26日
本棚登録日 : 2018年12月1日

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