入門 サイバーセキュリティ 理論と実験 - 暗号技術・ネットワークセキュリティ・ブロックチェーンからPython実験まで -
- コロナ社 (2021年3月4日発売)
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感想 : 7件
セキュリティの入門書とのことで、復習がてら購入してしばらく積読となっていた本。
たしかに前半はよくあるセキュリティの基本事項が並んでいるが、それだけではないのがこの本の凄いところ。しっかりと数学論を踏まえた暗号技術もあり、昨今のバイオメトリクスも取り入れ、後半はブロックチェーンと非常に盛りだくさんに感じた。
文体はアカデミックではあるものの、ここまで最新技術を盛り込んだ教科書は中々無いと思う。アカデミックであるが故に、これを読んだら一般向けな「セキュリティって何?どうすればいいの?」に対するアンサーとはならないのが注意点。
ちょっと一回流し読みしただけではまだまだ理解不十分。何度も読み込んで活きる知識としたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コンピュータ応用
- 感想投稿日 : 2022年11月26日
- 読了日 : 2022年11月26日
- 本棚登録日 : 2021年11月27日
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