「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (2018年8月9日発売)
3.42
  • (3)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 205
感想 : 14
3

過去の読書会課題本。元々、経済数学の入門書として書かれたモノらしい。数学についての本なので、当然数式が出てくるが、読み飛ばしても内容理解が出来るように書かれているので、数式が苦手な人にも面白く読める。本書から、数学で人間の選好や行動原理を説明することの難しさを実感できた。やはり人間の行動には数学的な論理では説明しきれないところが多々あるんだろうということを改めて感じられたので、それなりにいい読書体験になったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 猫町
感想投稿日 : 2019年4月2日
読了日 : 2019年3月30日
本棚登録日 : 2019年3月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする