女性のタイプが全員違っていて、別れ話の後の反応も、その後起こる出来事も違っていておもしい。特に、数字に強い彼女の話と、女優の彼女の話が好きだった。
主人公の星野ちゃんは5股なんてえげつないことしているけれど、なぜだか不快に感じない。むしろさわやかだし、「おいおいしっかりしろよ」となんだか慰めたくなる。それはやっぱり作中にもあるけど、星野ちゃんが全員に全力で、単純でいいヤツだからなのかな。ラスト<<あのバス>>にのった星野ちゃんを追いかけようとするくらいには繭美もほだされているのもいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年3月23日
- 読了日 : 2022年3月16日
- 本棚登録日 : 2022年3月13日
みんなの感想をみる