沽券: 吉原裏同心 10 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-23 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社 (2008年10月9日発売)
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本棚登録 : 294
感想 : 23
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今回は吉原乗っ取りという、ありそうであんまり無かった事件が立ちはだかります。
店の乗っ取りとかは良くあるネタなんだけど、全体とは思い切ったことで。
しかし、吉原がまだ火事の影響から復帰していないのでちょっと華々しさに欠けるのが残念ですね。
このシリーズは吉原の華やかさが描かれているのが良かった点の一つだと思うんだけれどなぁ。
さて、いつものどう評価すべきか微妙な感じの俳句は今回ちょっと控えめ。
ネタが尽きたのか、評判が悪かったのか、今回の話の流れで入れづらかったのか、さて、真実はどこに。(^^;

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月12日
読了日 : 2009年5月5日
本棚登録日 : 2008年10月15日

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