ハンナ・アレント<世界への愛>: その思想と生涯

著者 :
  • 新曜社 (2013年10月19日発売)
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 3

映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイト
http://www.cetera.co.jp/h_arendt/

新曜社のPR
「アレント思想の核心に迫る!
『人間の条件』『全体主義の起原』などで知られる政治哲学者ハンナ・アレントは、いまなお根強い人気をもっています。その主著ともいえる『人間の条件』をアレントは「世界への愛」(アモール・ムンディ)と名づけようとしていまし
た。この逸話から著者は、アレントの思索と活動に底流するのは、師ハイデガーの哲学の「超越・死・頽落」などとは異なる「他者と共生する」希望の哲学であると主張します。そこから、彼女の多彩な著作(ギリシャのポリス、ローマの共和制、アメリカ革命、全体主義、アイヒマン裁判などを論じたもの)、
往復書簡などを分析し、さらにはナチスに関わったハイデガーとの秘められた愛についてもふれて、一貫して「公的な領域」、公共性の保持に希望を見出し活動したアレントの生涯を浮き彫りにします。数多いアレント論のなかでも、「巻措く能わざる」の力作といえましょう。 」

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年9月12日
本棚登録日 : 2013年9月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする