目先の利益よりも、社員を大切にする。
そんな会社が少し前までは普通に存在していたはずなのに。
社会正義を貫き、従業員の働き甲斐に思いを至し、
社会に貢献できることを考える。
現代においてそんな会社はもはやファンタジーだ。
小倉氏の築いたヤマト運輸という会社は、
そんな奇跡のような企業だった。
この本の初版はもう20年も前なのだけれど
小倉社長亡き後の今のクロネコヤマトは、どんな会社になっているのだろう。
様々な働き方改革が推奨される今読んでも、
この本の内容は少しも色あせていない。
本当に会社に必要なもの、リーダーに求められているものの本質は不変なのだろう。
願わくば今のクロネコヤマトも、先代の意志を継ぐものであってほしいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス書
- 感想投稿日 : 2020年3月15日
- 読了日 : 2020年3月13日
- 本棚登録日 : 2020年3月15日
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