だいぶ前に読んだのだけど。
恋愛小説を読んで泣きそうになったのは初めてかもしれない。
主人公の元恋人の男性は末期癌にかかり、余命は三ヶ月。
二人の恋愛に未来はないけれど、終わりに向かって歩む……。
あぁ、そうか。
物語全体に「しめやか」さが漂っているんだ。
この感じ、源氏物語の宇治十帖に似てる。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年6月30日
- 本棚登録日 : 2009年6月30日
みんなの感想をみる