衆議院解散というタイムリーなときに、政治家周辺を描いた小説を読む。小泉純一郎が大臣時代を経て一国の首相になる過程から、首相として国家を導く手案まで読ませる。出版時には小泉は議員を退任していない。有能な秘書官飯島勲を通しての小泉純一郎なのでどうしても間接的にしか語られていないことに不満がある。飯島秘書官の生い立ちにはじまり、政治家を支えることに人生を架ける彼の気迫が伝わる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自伝・伝記・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年11月24日
- 読了日 : 2012年11月22日
- 本棚登録日 : 2012年11月22日
みんなの感想をみる