初めて読む著者の作品だったけど、あるあるすぎて(当事者になったことはないのに)面白かった!舅のネクタイなどを処分したことを夫に報告すると「ネットで売ればよかったのに」「なにかに作り直せばいいのに」とか自分はやらないくせに文句言うくだりとか。いざ遺品整理に連れていくと何も捨てられず自室にいらなそうな土産物のガラスケースや親の給与明細の束を持ち帰ったりするあたりとか…。
それでも夫とのなかはわりと良好で、友達もいて、誇りだった実母にちょっと寂しくさせられたり、うざい姑だったのに、そういうところに救われてた人に囲まれていたんだと実感したり。終わり方もまとまりよく、TVドラマ化しそう。サクサク読めて後味もよし。
ほかにも気になる時事問題のタイトルがよく見られるので読んでみよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月20日
- 読了日 : 2022年2月19日
- 本棚登録日 : 2022年2月7日
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