アメーバ経営: ひとりひとりの社員が主役

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年10月1日発売)
3.59
  • (56)
  • (130)
  • (126)
  • (33)
  • (2)
本棚登録 : 1529
感想 : 120
3

経営者視点でこの本を読んだ
感想を一言で言うと、『良くも悪くも昭和の日本企業ver.2』だ。
アメーバ経営は、ワンピースで言えば白髭海賊団と言う全体のボスに対し、その内部でエースやマルコが独立した海賊団として行動しているようなものだと言える。
昭和の日本企業という感想が出た理由については、『企業』という組織に対し帰属意識がある事がこの本の前提になっているからだ。現代社会では企業組織への帰属意識は薄れており、転職が盛んになっている。しかしこの点は、GAFAの経営などから分かる通り、『企業』ではなく『ミッション』を中心に考えると解決できる。
また、『昭和の日本企業』の評価できる点として、『金銭面』が挙げられる。『金』という物を行動基準のサブタイトルとして添える事でモチベーションを上げる面が語られている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月17日
読了日 : 2022年4月17日
本棚登録日 : 2022年4月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする