わくわくするし、面白いし、ほっこりする。
そしてそれだけじゃなくて、子供の頃や思春期の頃の不安定な気持ちが絶妙なバランスで描かれていて、自分にもこの気持ち身に覚えあるなぁと、どこか懐かしさも感じます。
主人公の女の子が作中で書く物語も面白い。
十一月荘での暮らし、物語を書くこと、新しい出会いとそして別れを経験することで成長していく主人公の姿がとても眩しくて、少し寂しくて、読後にはじんわりとした温かさを感じました。
主人公と同年代くらいの男の子も登場するんだけど、この子がまた魅力的なんですよね。
そして2人の関係性も甘酸っぱくてちょっとキュンとなりました。
こんな気持ちしばらく忘れてたわ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月3日
- 読了日 : 2021年3月2日
- 本棚登録日 : 2021年3月2日
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