試験勉強という名の知的冒険

著者 :
  • 大和書房 (2012年4月16日発売)
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本棚登録 : 335
感想 : 27
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著者の本を詠むのは初。
(当然,授業を受けたことはない。)

まず,タイトルからしてワクワクするとゆー。笑

そして,著者の教育観が語られる。
内容は,期待していた通り。

試験勉強・受験勉強は,知識の詰め込みではない。
それは答えのある世界ではあるものの,
これから先,社会に出て未知を読み解くことを続ける前の訓練だと考えれば,
大学受験が大人になるための通過儀礼だということにも納得がいく。

私自身,大学受験までの勉強では
知識の詰め込みをしてきた部分もある。

だからこそ,これから世の中に出ていく中高生たちには,
勉強を通じて努力をすることを,未知を読み解くことを,知ってほしい。
私は塾講師のはしくれとして,そのことを追求していく。

※もちろん,世の中のみんなが大学受験をしなくては,て,ことではない。
大学に行かなければ,一般的に社会に出るのが早くなり,
年齢が低い分,より苦しみながらも,
大学時代を子どものままで過ごすよりも若い内に大人になるから。

ちなみに,メインの内容(問題とは/勉強法とは)は
著者の専門である英語の話題を例に上げて進むことが多い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年5月28日
読了日 : 2012年5月27日
本棚登録日 : 2012年5月3日

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