犯罪症候群 (ちくま学芸文庫 へ 2-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (1992年9月1日発売)
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感想 : 4
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別役実の犯罪についての哲学的(?)考察

別役実なので、真っ赤なウソを真面目な顔で書いていることにだまされまいと用心していたが、やはり最初の30ページは騙された。

後半は過去の重大犯罪について独自の視点からその犯罪の意味と世界の中での立ち位置について考察しているように思えた。

横溝正史と松本清張の「津山三十人殺し」のとらえ方の違いを比較したものが興味深かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2013年8月10日
読了日 : 2013年8月10日
本棚登録日 : 2013年8月7日

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