年末年始の読書課題やっとこさ読了。終わらない話を読んだ。読んでいて、貫多や、もうこの話自体を不快に感じる人も正直多いだろう。特に最後の最後、なんだかんだと貫多を見捨てず貫多の最終的なお金の頼み処でもあった落日堂の新川への罵声はもう最低中の最低である。しかしその新川がなぜか謝ってきて(なぜなんだ~⁈)今後の貫多を前に進める発見を告げるのであるから、この展開に読者も度々覚えてきた不快感をまたしても飲み込んでいっしょに進んで「きた」のである。「さすが」の貫多の続きが読めないのはやはり残念というよりすこしさみしいのである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・エッセイ・単行本
- 感想投稿日 : 2023年1月22日
- 読了日 : 2023年1月22日
- 本棚登録日 : 2023年1月22日
みんなの感想をみる