ビッグコミックの創刊45周年を記念しての、オムニバス。
執筆陣も豪華で、高橋留美子、水木しげる、細野不二彦、
安倍夜郎、太田垣康男、星野之宣、なかいま強といった感じで。
水木しげる:三億円事件をモチーフにしたお話。
高橋留美子:独特のホラー、ラストが若干緩めで。
太田垣康男:ガンダム・サンダーボルトの外伝、舞台は“戦後”。
細野不二彦:『ギャラリーフェイク』が好きな方、こちらは独特です。
星野之宣:久々にの星野さん、スサノオ伝説を軸にした民俗学的見地、かな?
安倍夜郎、なかいま強:何気にお初、独特の雰囲気ですね~
お目当ては、太田垣さん、星野さん、高橋さん辺りでしたが、
どれも魅力的な内容で、するっと読めました。
特に星野さんの一編は、スサノオ伝説をベースにした民俗学、でしょうか。
古代の鋳鉄について言及もあり、各国の神話の類似点なども。
普段手に取ることのない作家さんに触れられるのは、
オムニバスの魅力の一つですね、なんて。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短編集
- 感想投稿日 : 2014年7月18日
- 読了日 : 2014年3月30日
- 本棚登録日 : 2014年3月30日
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