令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法

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  • 集英社 (2023年1月26日発売)
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架空の日本で架空の法律が絡んで起きる騒動が語られる短編集。猫から訴えられた猿の裁判に人間の弁護士が乗り出したり、どぶろくが合法になって嫁の嗜みになっていたり、電子決済と感染症が手を取り合った結果現金が悪になっていたりと現行の法律を捻った世界で起こる騒動自体は面白いのだがどうもオチがいまいち。オチの種類も一辺倒ではないんだけどな。社員の健康管理が度を越している中で起きる事件「健康なままで死んでくれ」と接待麻雀が合法化された世界で、相手を勝たせるはずの接待麻雀士が勝たされた理由「接待麻雀士」がまだ好みかなー。ちょっと残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2023年9月15日
読了日 : 2023年9月7日
本棚登録日 : 2023年9月15日

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