難しい。おそらく、字を追ってみたものの、何もわかっていないと思う。「入門」とは、かくも厳しいものであったのか。
これを読むためには、もう少し、初歩の初歩である知識が必要であったので、ものすごく気が向いたらいつか再読したい。
なんとなく読み取ったことは、自己の他者性(他者はいやおうなく自己に働きかけてくる、それに気づいた時点で自己は応答せざるを得ない)に対して何らかの方法で主体性を取り戻そうとしている、ということ。なんとなくだが、自己が存在することの悲惨さ、みたいなことはキャッチしたし、どちらかといえばしっくりくる考え方である。
関係ないのだが、女性は(息子を)産むことで世界を所有する的なことが書いてあったが、これは、先日読んだ『セカイからもっと近くに』と同じように、「命をつなぐこと」によって自分が社会とアクセスできる(と作品は示している)という考え方に通じるところがあると思った。
読書状況:読み終わった
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それを よむには レベルが たりない!
- 感想投稿日 : 2018年3月30日
- 読了日 : 2018年3月30日
- 本棚登録日 : 2018年3月30日
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