天使がいた三十日

著者 :
  • 講談社 (2005年6月21日発売)
3.38
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本棚登録 : 265
感想 : 58
3

またまた恋愛、しかもファンタジー入ってる
新堂冬樹は路線変えか?!

「私が先に死んだなら、雪の降る日にあなたの前に現れる
クリスマスの日の雪に・・・」

妻を不慮の事故で失い、生きる気力をなくしていた男のところへ
クリスマスの雪が降る日に現れた犬、マリー

雪に犬?・・・・・忘れ雪??
なんて思いながら読んでいたけど、
こちらはファンタジーで心が温まるお話。
まんまと新堂さんの作戦にはめられてしまい
泣いてしまった・・・・・

新堂冬樹のノワール作品が好きな読者には
もの足りないだろうが、
昨今の純愛モノが大好きな層にはたまらないかも。
私は後者の方なので(ノワール作品も好きだが)
わりとよかった。
でも、どうにも泣かせるために
必死に作られたような感が否めない。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: お涙系
感想投稿日 : 2006年4月29日
本棚登録日 : 2006年4月29日

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