シリーズで一番長いシーズンだったかな。
ガスが死んで、ウォルターの天下となると思いきや、状況は加速度的に悪化。
途中で心を入れ替え、
ドラッグ製造から手を引くも、
ついにハンクに所業がばれ、
もう引き返すすべはなくなってしまった。
最後の数話は、
カネも友人も家族も、全て失い続け、
結局何のためのドラッグ製造だったのか。
でも、最終話でその答えはウォルターの口から出てくる。
全ては家族の為ではなく、自分の為にやった。と。
確かにガンになって家族にお金を残すために始めたドラッグ製造。ことあるごとに家族のため、家族のためといって続けてきた悪事だったが、死が迫ったときに自分が活躍できて認められるのが楽しくて終わらせられなかった。
ここで物語の最初を思い出した。
うだつの上がらない化学教師、ガンを宣告され、このまま何も残せず一人寂しく死ぬしかない。確かにここからウォルターの転落は始まったが、栄光が始まったとも言える。最後はいろんな人間を巻き込み、不幸にするのだから周りは全く持って迷惑なのだが。
特に最後の数話は、
よくストーリーをまとめきって、
カタルシスにもっていっているとおもう。
巷で大絶賛されるように記憶に残り続けるすばらしいドラマだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ドラマ
- 感想投稿日 : 2018年10月25日
- 読了日 : 2018年10月25日
- 本棚登録日 : 2018年10月25日
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