チアガ-ルブル-ス (二見文庫 ハ 7-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房 (2005年12月1日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 23
3

学生時代チアリーダーで、現在はフィットネスクラブのオーナーのブレア。
ある日、殺しを目撃し捜査担当のワイアットと再会する。
彼は二年前に別れも告げずに消えた男だった。


うん。面白かった。
主人公ブレアの一人称の物語。
ブレアが可愛い。二人の子供のような言い合いややり取りも可愛い。
だがしかし、ワイアットはあんまり好みじゃない。
ブレアがスグに寝たくない。手を出さないでって言ってるのに、ニヤニヤするかクスクス笑うかで本気に取らないし、いつでもセックスに持ち込む。
そりゃ、セックスに強い男はヒーローの条件かもしれない。
でもここまでじゃなくてもいいな。
撃たれた夜、熱も出して薬のんだりしてるのに、寝込みを襲ってやるかね?
わたしならいやだわぁ。
いくらそれで気持ちよかったとしてもね。
なんかやっちゃってから、「ああいうのはやめて」って抗議しても「お前もイッたし楽しんだろう」みたいな感じで、それですべて帳消しみたいに言う男は好きになれない。

もっとブレアがワイアットを振り回してくれれば良かったのになぁ。
話は面白かった。何度も笑った。
でもワイアットが気に入らないので、☆3つ(笑)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ロマンティックミステリー
感想投稿日 : 2016年8月4日
本棚登録日 : 2016年8月4日

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