かつての大ヒットヒーローアクション映画「バードマン」に主演し、一躍スターになったものの、その後はヒットに恵まれず、一発屋扱いの俳優リーガン。彼は舞台役者として再起をかける。
しかし、彼の頭の中にはいまだバードマンが存在する。バードマンはハリウッドのヒーローアクション大作こそが彼にふさわしいと語りかける。さらに元妻、娘、共演俳優、批評家などからプレッシャーを受け、思うままにならない舞台に悩むリーガン。ついにバードマンは実在として彼の前に現れる。リーガンは再びバードマンとなるのか、OR?
全編ワンカットという特殊編集と、ドラムによるBGMは観ているこっちが緊張してしまい、ストーリーに没頭できなかった。が、それが、様々な受け取り方ができるこの作品における監督の狙いだろう。結局、舞台での出来事はすべてリーガンの夢の中だった、と考えたい。
ところで、作中でケツを見せる男こと、エドワード・ノートンは未だに健在。そんなノートンに負けじとマイケル・キートンはブリーフ1枚で老体をさらす。このやられたらやり返すライバル関係こそヒーロー映画っぽい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新感覚
- 感想投稿日 : 2018年9月8日
- 読了日 : 2018年9月8日
- 本棚登録日 : 2018年9月8日
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