小松川事件を解決に導いた検視官(事件当時は警部)に取材したドキュメンタリー。
死体発見の様子から、犯人である李珍宇の逮捕前の挑発的な行動がつまびらかにされている。37ページから45ページ。
この犯人を死刑から逃れさせるために必要なのは、減刑嘆願運動ではなく死刑制度を日本からなくすことしかないだろう。これだけのことをしでかしたのだから、与えうる限り最も重い量刑を科した裁判所の判断は全く妥当だ。
でも、李珍宇を取り上げている論文では、必ずといっていいほど、李珍宇の無実を主張している築山の本を参照されている。まだ題名しか知らないけれど、あれはそんなに根拠のしっかりしている説得力のある本なの?
あまり読みたいとも思わないけれど、チェックしておいた方がいいかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月12日
- 読了日 : 2021年9月12日
- 本棚登録日 : 2021年9月12日
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