わかってるよ!だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!
12年前にその光を確かに見たはずの人類は変わる気配を見せず、マフティー・ナビーユ・エリンが地球保全を理由に全人類の宇宙移民を求め、その政策を実施しない地球連邦政府の要人を暗殺し始める。
腐敗した政治、ひいては人類に見切りをつけたテロ行為は、手段としては直接的過ぎるし、「マフティーのやり方、正しくないよ」なんだけど、それだけ地球に残された猶予がないってことなのか。
瞬間的に明るくきらめく光。
そこから枯れることのない水が流れ始め、それが枯れることがないと思えるほどに、救いがない。
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- 感想投稿日 : 2021年10月11日
- 読了日 : 2021年10月10日
- 本棚登録日 : 2021年10月10日
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