女王の花 (12) (フラワーコミックス)

  • 小学館 (2015年8月26日発売)
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本棚登録 : 333
感想 : 18

切ない。。。切ないんだ。。。(←これしか言えない)


決して結ばれることは叶わない亜姫と薄星。

私は女王になる

自分の立場も、意思も、ちゃんとわかってる。
普段はしっかりと自分を戒めている亜姫なのですが
いつも心の宝箱に大切にしまっている本音を
口にしてしまいます。

薄星の嬬(つま)になりたい


私は女王になる。
絶対みんなを失望させない。
みんなが誇りに思うような女王になってみせる。
つまらない臆病な女孺(おんなのこ)は置いていく。

だから今だけは言わせてほしい。
覚えていてほしい。

私が薄星の嬬になりたい
ただの女孺だったということを・・・



そして

私が愛したあなたが
少しでも私より永く生きてくれますように

亜姫はついにその愛おしい手を自ら突き放し
引き返すことのできない

女王の道を征くのです!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ベツコミ
感想投稿日 : 2015年10月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2015年10月4日

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