アクティング・クラス

  • 早川書房 (2022年12月6日発売)
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本棚登録 : 155
感想 : 5
4

大学生時代に演劇をやっていたので
「演技をしたいと思う者は普通じゃない」というのがすごくわかる。わりと変な人間がやることだとわかっている。
人生うまくいかないときに自分じゃない何かになりたいと思うのだろう。
この作品で出てくる人物たちも一癖も二癖もある人間で、アクティングクラスにのめり込んでいく。
現実との境界線も曖昧になっていく。
少し人物の描き分けが日本と違うのでわかりにくかった……そのうちキャラクターがわかってくるけれど、難しかったように思う。

それにしても……演劇をやっていたからわかる。こんなに一般人が急にエチュード(即興劇)をやって上手くいくわけがない……みんなプロの俳優さんですか??ってくらいすぐに演技できててすごすぎる。そんな邪念ばかり浮かぶ(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月13日
読了日 : 2024年3月13日
本棚登録日 : 2023年3月5日

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