「なれのはて」が直木賞にノミネートされている今。
ハードカバーは通勤に持ち歩きにくく、
最初の加藤さんは本書になりました。
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わたしは、わたしを育てる――
10代3人の恋、友情、そして未来のゆくえ。
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どうしても著者の加藤シゲアキさんとほぼ同年代のため、
アイドルとしての印象が強くて、読めるか不安でした。
第一の感想は、
「顔良くてアイドルで文章が書けるって…!」と
羨望と嫉妬と感心ととにかく一言でした。笑
天は二物を与えないんじゃないのか!笑
というのと、
普通の青春送ってないんだろうと思っていたけれど、
どうしてこんなに青春小説描けるんだろう、でした。
高校生限定のFacebookのような「オルタネート」を主軸に三人の高校生(ひとりは中退ですが)を描いています。
料理コンテスト、文化祭、バンド、オルタネートでの出会い、とにかく盛沢山です。
登場人物が多すぎて名前が覚えられず挫けそうになりましたが、メインは数名なので他のクラスメイト達はなんとなくで大丈夫です。苦笑
途中、ちょっと胸キュンな場面もあり、
そこはやっぱりアイドル思い出して
ちょっとニヤニヤしちゃいました。苦笑
あっちが動いて、こっちも動いて、
合流するのかと思いきやすれ違って、
最後はちゃんと着地する。
結構ボリュームありましたが、
途中からはハイペースで読み終えました。
ご飯がおいしそうです。
- 感想投稿日 : 2024年1月8日
- 読了日 : 2023年12月23日
- 本棚登録日 : 2024年1月8日
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