ちょうど転職する前後だった一年前に購入、
ずっと読みたかった一冊。
会社全体、自身が所属している組織に
疑問を持ってもやもやしている時に手に取りました。
他の方はレビューを読んでいて、なるほどと思うことも。
私の頭では、理解する(受け入れ、飲み込み、自分のものとして解釈する)ことがまだまだできておりません。苦笑
かなり読むのに時間がかかりました。
(なので途中曖昧。苦笑)
読んでいてわかったことは、私が所属していた場所は、
決して心理的安全性は高くなかった、ということでした。
対人関係のリスクもなく、健全に建設的に意見を交換、
挑戦を賞賛、失敗を受け入れ、罰はない、
という職場ではありませんでした。苦笑
失敗すれば査定に響くし、
意見がぶつかれば陰口を言われ、
それが上司であれば異動、なんてこともありました。
そういった文化や風習のある企業で、
この本のような取り組みをすること自体も、
継続は難しいのでは、と思います。
ただ、理想は本書の通り、
離職率もなく、ストレッチしているような、
自身の成長も感じられる仕事で、
みんなを信頼して、チームで困難を乗り切る、ということだと理解はします。
私は担当者として所属していることが多いため、
上司が本書のような考え方をベースに持ち、
働きかけを行ってくれるような人だったら、
きっと尊敬して、その上司を目指すんだろうなあ。
①話しやすさ②助け合い③挑戦④新規歓迎
どれもポジティブで良い言葉ですが、
相手も人間、個の集合体である会社では、
なかなか難しいなあ、と思ってしまいます。
少なくとも、自分自身は本書の中にあるような、
行動分析や習慣を変えること、は意識していきたいと思いました。
- 感想投稿日 : 2022年5月7日
- 読了日 : 2022年4月20日
- 本棚登録日 : 2022年5月7日
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