この人って確かにぶっ飛んだ音楽をやってるとは思うんだけど、そこにはちゃんと「売れる仕掛け」が仕組んであって、その魔法に我々が掛かっているイメージ。「計算された壊し方」というか。
でも、これは決してネガティブな意味じゃなくて、彼女の純粋な音楽家としての能力の高さと、作品から覗える彼女の聡明さを称えるものです。
そう、彼女の作品ってすごく知性を感じる。
その知性を心地良いと感じるか、鼻につくと感じるかはあなた次第。
あとはやっぱりこういう実験的で、前衛的な音楽なので、それが受け入れられるかどうか。
それらを肯定的に受け止められれば、きっとあなたは『Björk』にハマってしまうでしょう。
アルバムの世界観をこんなにも意識させられるアーティストって、なかなかいないです。
個人的オススメ:『Isobel』
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ロック・ポップス・カントリー・フォーク
- 感想投稿日 : 2011年11月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月9日
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