コンニャク屋漂流記 (文春文庫 ほ 11-5)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年3月7日発売)
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本棚登録 : 190
感想 : 18
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コンニャク屋さんの話じゃなかった!
という、いきなりのタイトル詐欺をぶち込んでくるわけだが、それはそれとして面白かった。

とりあえず出てくる人みんな、語尾が「だお」なのが可愛かった。おっさんからおばあちゃんまでみんなだお。

自分も最近急にルーツを気にしだしたというのもあるし、半分実家である和歌山も話題に出てくるし、なかなか他人事とは思えない内容だった。

しかし、自分みたいな行きあたりばったりとは違って、ちゃんと調べる人はちゃんと調べるんだな… 江戸時代の文書まで調べないとそりゃ出てこないかぁ… 自分には無理だな、と思ったりも。

でもやっぱりコンニャク屋さんの話を読みたかったんだよ僕は。

あと、最後かんちゃんどうなったんだよ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単行本
感想投稿日 : 2019年11月24日
読了日 : 2019年11月21日
本棚登録日 : 2019年11月24日

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