全体像と基本構造。各論は後半単なる概要説明で物足りないが、前半は今後の課題や展開の示唆がある。
・事後的、個別的民事法と一律、予防的行政法
・憲法における環境権は実質的に含まれている
→明示的に規定することによって変わることはあるのか?
・環境基本法の3つの基本理念
1.環境の恵沢の享受と継承等(3条)
2.環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築等(4条)
3.国際的協調による地球環境保全の積極的推進(5条)
→これを実現する具体的法政策は?
→基準値以上の超過達成を促す排出量取引等(前向きPPP)
・環境規制法の骨格
1.コントロール内容の決定
2.コントロール範囲の決定
3.コントロールの方法
4.義務付け
5.遵守実施のための手段
6.情報の収集
7.違反に対するサンクション
◯廃棄物処理とリサイクル
・拡大生産者責任適用の要件
・シェアリングエコノミー拡大の中での法政策の役割?
・廃棄物処理法と資源有効利用促進法の合体
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
環境・エネルギー
- 感想投稿日 : 2017年12月27日
- 読了日 : 2017年12月27日
- 本棚登録日 : 2017年12月27日
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