都会を離れた美容師の明里が引っ越した先は幼い頃に少しだけ過ごした商店街。
『おもいでの時 修理します』というプレートのある時計店を営む青年と知り合い、日常のちょっとした事件に巻き込まれる。
寂れてしまった商店街だが、周りの人達との関係性が良い。
今どきの子には苦手であろう昔ながらの付き合いも心がほっこり。
地元によく似た少し寂れた商店街があり、すごくイメージがわきやすい。
時計屋さんという癒しだけでなく、パンチのある太一の存在もあって、バランスが取れている。
思いがけず、思い出のときを修理している2人。
そして最後には2人の思い出も…。
時計屋さんの悲しい過去も明里によって前に進めるようになったし、今後2人の関係性の発展が楽しみである。
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- 感想投稿日 : 2024年4月13日
- 読了日 : 2024年4月13日
- 本棚登録日 : 2024年4月13日
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