黄昏ホテル

著者 :
制作 : e-NOVELS 
  • 小学館 (2004年11月1日発売)
3.10
  • (1)
  • (5)
  • (21)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 12
3

『夕暮れ時のそのホテルは、この世のものとは思えないほど美しい。』かつて人気を誇ったホテルも今はみる影もない…。
ある時代、あるひと時の人間ドラマを、ホテルの風景とともに描くアンソロジー巨編。20人の作家による豪華な内容になっています。

加納朋子さんの「セイムタイム・ネクストイヤー」は他の短編集で読んだことがあった。
この物語は黄昏ホテルが舞台だったのかと妙に納得。初読み作家さんの作品も多数あり なかなか楽しめました。
違う話の小ネタがリンクしているように感じたり、ホテルそのものや従業員などに共通する特徴があったり、そういう部分を見つけるのも面白かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー・エッセイ・共著
感想投稿日 : 2018年4月29日
読了日 : 2017年10月20日
本棚登録日 : 2018年4月29日

みんなの感想をみる

ツイートする