明日死んでもいいための44のレッスン (幻冬舎新書 し 10-5)

著者 :
  • 幻冬舎 (2021年1月27日発売)
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人生のてっぺん(死ぬとき)に向けて、今できる準備を行うとともに、家族のことを思い、自分らしく生きるためのレッスン。参考になりました。
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・私のモットーは「仕事は楽しく、遊びは真剣に」
・奥様を先に亡くされ、世田谷区大原のお宅にお嬢様と二人暮らし。床に臥せてからは、誰にも会わず少しずつ食を断ち、大好きなお酒も飲まず、水だけは飲まれていたのを少しずつ減らし、ついには一滴も口にせず、臨終を迎えられた(暉峻康隆(てるおかやすたか)早稲田大学教授)
~これも自死の一種だと思う。
・「死ぬとき、そこが人生のてっぺんだ」(むのたけじ/言論人)
人は死ぬ時が一番個性的であるべきなのだ。
・ある程度の年になったら、一人で外を出歩く時は、何かあった時のために自分の名前や住所、家族の電話番号をメモしたものを財布にでも入れておいた方がいいと思う。
・私は日本尊厳死協会から書類をとりよせており、いつでも書き入れれば提出できる状態にある。
・(墓参り)これらは死者のためのものではない。生きている人のための行事であり、明日死んでもいいためのレッスンなのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2021年5月30日
読了日 : 2021年5月30日
本棚登録日 : 2021年5月30日

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