奈良県南部の秘境の村を通る峠越えの旧道沿いで、細々と営業を続ける「ドライブインまほろば」。ある日、憂と名乗る少年が幼い妹を連れて現れ、「夏休みが終わるまでここに置いてください」と懇願する。一人娘を喪った過去を持つ店主の比奈子は、逡巡の末、二人を受け入れた。だが、その夜更け、憂は衝撃の告白をはじめた……。
苦しかった。
読み進める程苦しくて苦しくて辛かった
登場人物の誰もが家族の苦しい過去や境遇を抱えて生きている
どこまでも暗くて哀しくて胸が詰まる
救いはあるのだろうか?
皆んな希望を見出せるのだろうか?
こんな酷い境遇の子供達っているのかな…いや居るんじゃないかな…。
胸を押し潰される様な気持ちで読んだ。
元々何が駄目でこうなってしまうのか
社会の在り方や人の感情の在り方等
色んな事を考えさせられました。
幸せ?前向きに生きていけて良かった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月17日
- 読了日 : 2024年2月17日
- 本棚登録日 : 2024年2月17日
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